私たちはどこから来て、どこへ行くのか

宮台真司私たちはどこから来て、どこへ行くのか』を読了。読むのに時間がかかり過ぎて全体像が頭に浮かばない。こうした本は、電子書籍ではなく紙の本で買うべきであった。

全般的な印象として、宮台氏の本は、(1)現在の社会に対する問題意識、(2)現代社会を読み解くために参照する書籍、(3)解決に向けた方策、とあった場合に、(1)と(2)と(3)との間に飛躍がありすぎたり、説明の必要性に比べて文章の分量が過剰である場合があることなどが難点だ。

しかし、それにも関わらず、時間をかけて理解したいと思わせる魅力がある。